こんにちは。ケン・ノブヨシです。
子どもいくジャッド・トレイル前回の記事の続きのパート②です!
こんにちは。ケン・ノブヨシです。 「日曜日はトレイルの日!」をスローガンに休日はなるべく家族3人で体を動かすことにしています。前回は「マノアの滝トレイル」に挑戦しました。 トレイルの楽しさに魅了された私たち。その後、7歳の娘でも[…]
向こう岸に渡ったら
川をわたると左右に道が分岐しています。このジャッド・トレイルはここを分岐として周回するコースなのでどちらに行ってもいいのだが・・・。
どうしようかしら?と悩んでいると先行していた白人家族はどうやら右から進むようだ。
うーん、慣れてそうだし後ろから後を追うか、それとも左から行って出会えたら「しぃーゆーあげぇ〜ん」とでも言ってハイタッチをするか・・・。
どんなコースか知らないので、ほんとはついてったほうがいいんだろうけど、ハイタッチの誘惑が。
よしっ!左から行こう!ということで白人家族とは逆の左ルートを選択です!
左ルートは竹林のようです。ずんずん進んでいきましょう。
竹林が少なくなると、さらに鬱蒼とした森に。いや、森というかジャングルだよ、これ。
娘は「なんだかすごいね〜」といいながら楽しそうに進んでいきます。ちなみにここまで出会った人は無し。日曜なんだけどな〜。
ジャングルでもたま〜にみちしるべがあるので迷うことはありません。
ときにみちしるべがなく「あれ?どっち?」というところにはリボンが付けてあって、正しき道へ誘導してくれます。ありがたやー。
だんだん道はぐちゃぐちゃに。川に泥に汚れまくりなので、いいスニーカーで来ちゃダメよ。あぁ、わたしゃ叔父にもらった思い出のニューバランスで来てしもうたよ。トホホ・・・。
いよいよ泥道はひどく、しかも結構続くので「これ道あってるの?」と心配になる。電波来てるのでたまにグーグルマップ見て確認。とりあえずちゃんと周回ルートにはいるようだ。
さぁ、半分超えたよ!
どうやら半分くらいはきたのかな?と思った頃、向こうから川で出会った白人家族がくるではないか。これはハイタッチ・チャ〜〜ンス!ドキドキしながら進む。あっ、あっ、すれ違うぞー!
「ハーイ」
うっ!ダンナすごい渋い声ではないか?俳優か?あんた。意表を突かれた私は「はっ、はーい」と絞り出すのが精一杯。そうして川を共に渡った2家族はすれ違っていく…。
ちくしょー。ずっと脳内シュミレーションしてきたのに。この辺りもトレイル・ビギナーという経験値のなさを感じるよ。いつか俺も渋く「ハーイ」といえるダンディになってみたいのう。
さて、そんな自分を励ましつつ、さらに進む進む。そうして、やっと泥道が終わって出くわしたのがインスタ映えスポッ〜〜ト
わたしらも木々と同じ角度にバンザイして写真撮ったよ。そして、ここにきてようやく数組とすれ違ったりしたので、元気が出てました。さらに進むとヌアヌ・トレイルと書いてあるみちしるべが。どうやら分岐ポイントのようだ。
行ってみたい気もするが、どこに出るかわからないし、車も停めてあるので今回は冒険せずにジャッド・トレイル方面に進むとにしました。
すると木々の様子が変わってきた。道も安定してきたよ。
たかーーい木々が生い茂ってます。これはクック・パインという木だそうで、名前のとおりキャプテンクックが見つけたんだって。ニューカレドニア原産で、60メートルにもなるそう!すごい!
この辺りで遠くに水の音が聞こえてきました。きっと川の音だ!ゴールは近いぞ。と、最後の最後で軽い岩越えがあったよ・・・。最初の分岐で右コースを進んでたら早々に岩越えをすることになるんだね〜。
さぁ、とうとう戻りました!分岐点!
やったー!7歳の娘を連れてゆっくり歩いて1時間40分かかりました!大人だけなら1時間ほどでまわれると思います。
もう一度、川を渡って向かい岸へ戻ります。娘と私が渡り終え、振り合えると妻が渡っらずなにやら向こう岸でかがんでる。よく見ると
川でスニーカーを洗ってる…。
「おーい、なにしてるんだぁー」と大声で聞くと「帰ったら洗わなきゃいけないから、今のうちに泥をなるべく落としてんの〜!」との回答。ママってほんと偉いね。
もう次の家事のこと考えてるよ。私も娘も川でじゃぶじゃぶ洗って泥を落としました。
川を渡り終え、妻が早起きして作ってくれたスパムむすびを食べました。
ちゃんと自然に影響がないように一粒もこぼさず食べたよ。
さぁ、帰りましょう!車に戻って家路につきます。しかし、靴も靴下もぐちゃぐちゃの足で運転して帰るの嫌だぁ〜!次回トレイル時にはサンダル車に積んどこっと。
ということで、また。まはろー。