ハワイで運転免許を取る!その5【ロードテスト当日編 合否は?】

こんにちは。ケン・ノブヨシです。

前回の記事でハワイ州の自動車免許取得のためのロードテスト(路上試験)を控えて、怯えるた気持ち思うことを吐露いたしました。

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今回はいよいよ試験当日です!果たして試験の内容は?そして合否は?ハワイで運転免許を取る!第5弾です!

試験コースを下見&練習

私の試験場はカパラマ試験場。以前に州IDとったり筆記試験を受けた試験場なので、何も考えずにロードテストの予約をしました。
が!ここはダントツに交通量も歩行者も多く、ゆえに不合格者が多いらしい・・・。

しかも「郊外の試験場だと車も人も少なくて簡単だ」とか、「郊外の試験場の試験官は穏やかで優しいから合格くれやすい」とか書いてあるサイトをいまさら見つけて、とっても凹む・・・しかし、今となってはしゃーない!頑張るぞ!

とはいえ、ぶっつけ本番はマズイ。実際の試験コースを下見しなくては!と思い3時間前に試験場到着。試験場にはロードテスト試験者専用の駐車スペースがあるのです。で、どうするかというと

ロードテスト中の車を後ろから追いかける!f:id:kennobuyoshi:20180718102322j:plain
という方法をとりました。一般車用の駐車スペースに止めて様子を伺っていると、ロードテストの車が出発していきます。その後ろにつけて尾行します。

テスト車は緊張しているし、法定速度も守るからゆっくりなので、簡単に尾行できました。で、実際、試験コースを走ってみて思いました。

絶対に数回は試験コースは走っておいたほうがいいです!

運転に慣れている私でも坂道の下りでスピードが出すぎてたり、見通しの悪い交差点でタイミングよく左折できなかったこともありました。
いくら試験官の指示で走るとはいえ、事前に注意する場所を自分なりに理解しておいたほうが絶対いいです。

ちなみに私は4回コースを廻りましたが、試験の車はそれぞれ微妙にコースが違ってました。何パターンあるのかな?と思いましたが、でも試験をする区画は同じで一本違う通りを走るくらいの差です。

ちなみにコオラウ試験場とカパラマ試験場の試験コースを乗せてくれている、Aloha-KUMAさんという方のサイトを見つけました。本当にありがたいです👇

ハワイのこと いろいろ

昨日無事に運転免許が取れました。 おかげ様で夫婦共に一発合格。 これも運転免許に関する事をブログなどに掲載して下さったハ…

私はカパラマのこの二つの地図とは中盤あたりが少し違いましたが、ほぼ一緒でした。だいたい数回この地図通り廻れば注意ポイント、苦手なポイントがわかってくると思います!

ちなみにロードテストでは縦列駐車があるとのこと。駐車している車の混雑具合によって、「ただ車の後ろにつけるだけのパターン」「車と車の間に駐車するパターン」があるそうです。

先ほどのリンク先の地図に書いてある縦列駐車ポイントで車と車の間に駐車パターンで練習してみたんですが、

後輪が縁石に乗り上げたよ・・・。f:id:kennobuyoshi:20180712121618j:plain
ここ、カーブなんですよ。まじムズイ。でも駐車スペースがないと縦列駐車自体やらないパターンがあるそうなので「たのむ!ナッシングで!」と心から叫びました・・・。

書類受付

さて、縦列駐車に不安を残しながらも下見を終えた私は、50分前に受付しにいきました。ロードテストは並ばなくても専用レーンがあるので楽々です。

ドキドキの書類受付ですが、全く問題なくOKでした。まぁ、もちろん指示されたものを持ってきているので当然ですが。でもやっぱりお役所での書類提出はドキドキです。

受付の女性がとてもフレンドリーな方だったので「試験は難しい?」ってきいたら「べりーでぃふぃかると!」だってさ・・・。「あいむなーばす・・・」って凹んだら励ましてくれた。

ここの受付って州ID取得の時や筆記試験の時もそうだったけど、いい人が多いと私は思います。試験官もいい人だといいなぁ。

仮免許を預かられて、あとは建物の外で待っててとのことでした。まだけっこう時間ある。なのでお手洗い行って、あとはさっきの下見したコースを脳内で何度もシュミレーションしながら待ちます。
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他にも数人、試験を受ける人が待ってます。で、次々にその人たちが呼ばれて車の方へ。見るからに怖そうな女性の試験官が出てきた!ので、「私でありませんように×50」を唱えてると、他の人の名前呼んだので 「ふぅ」と一息。

で、ついに私の名前を呼ぶ人が!サングラスをかけた女性の方でした。いい人そうだ!その場でもう一度書類を確認されて、別の書類にサインして、そして二人して車へ向かいます。ドキドキだ。

コミュとっといたほうが情が入るよねと邪な気持ちが湧いて、試験官に「あいむべりーなーばす」って言ったら

「ふっ」

って一瞬、ほんの一瞬だけ、表情を和らげただけだった。さすが試験官だ。情は入れないよっていうプロって感じだ。
でもそれならそれで、厳格な採点してくれるだろうと信頼を置いた私。心理戦だぜ。そしてやはり最後は自分との戦いだな。

まず、車に乗って窓を開けて左右のウィンカーとブレーキランプの確認です。試験官の指示のもと前後とも行います。確認後、試験官が助手席に乗ってきます。その後、ホーン、ワイパーの確認がありました。

確認ができたら試験官から注意事項の説明。法律に則り安全運転をしてください的ことを言ってたんだと思います。
すごく神妙な面持ちでイエス、イエスと答える私。

少しでも心象よくしようとする私。普段から物腰が丁寧な私。最後に「質問はありますか?』と言われるので「ノー」といって、さぁ、いよいよ出発です!

ロードテスト本番〜スタート&路上駐車〜

駐車スペースには頭から突っ込んでいるので、まずはバックで出ます。
何人もの人がブログで「駐車場内でも必ずウィンカーをつけること、とくに駐車スペースからバックで出る時は忘れがちなので注意!」と書いてあったので、右斜め後ろにバックするので右のウィンカーを出そうとしたら、

ワイパーが勢いよく作動・・・。f:id:kennobuyoshi:20180718102334j:plain

あせってすぐ止めて右のウィンカーをつける。さすがにこれは減点にはなりませんでしたが、路上の右左折時だと減点されたよね。誤操作ってことで。

ふー、最初だから見逃してくれたかな。気を取り直して、運転に集中。一回のミスで凹んでたらいけません。85点でいいということは15点も間違えられると前向きにいきましょう!

交通量は多めでした。でもコースは下見と同じでしたので、丁寧・謙虚な運転を心がけて集中して運転します。

私の場合、先ほどのリンクの方の地図の2枚目、黄色の矢印で右折しました。で、川沿いの路上パーキングエリアで「そのまま、好きなとこに止めて」という指示が!難所のカーブでの縦列駐車ではなく、直線のしかもガラガラの場所で駐車!

よっし!これはラッキーパターンだ!

と神様に感謝!道路の右端には20台分くらい縦列のパーキングゾーンがあります。その一つに目星をつけて、頭から難なく入って駐車。

ちゃんとサイドブレーキも引いて、シフトをパーキングに入れてました。試験官はドアを開けて車と路肩との距離をチェックします。距離バッチリ!パーキングはOKそうだ!

でもこのポイントで駐車テストした人で、別のカーブの場所でもう一回縦列駐車をやらされた人のブログを見たことがあるので、まだ油断できません!

ロードテスト本番〜中盤戦〜

試験官のゴーの合図で再び発進。ちゃんとウィンカーつけて、後ろから車が来ていないか、車内ミラー、サイドミラー、ちゃんと肩まで回して目視という後方確認の3点セットをきちんとしてから発進します。

発進後は川沿いの見通しの良い道を進みます。スピードが出過ぎないように25マイル制限を20マイルちょっとくらいで進みます。

下見ではこの道を信号まで進み左折だったのですが、急に試験官がその手前で「レフト、ターン」との指示。
てっきり信号まで進むと思っていた私は慌てて「ディスコーナー、レフト?」と確認します。「イエス」とのことなので、ウィンカー出して左に曲がる態勢に入ります。

曲がると、その区画内で右に左にとちょこまか曲がる指示が出ました。ここは交通量も歩行者もほとんどいなかったので、難なく進めました。

その後、ちょっと大きめの道路に出て、先ほどご紹介したリンクの地図の赤い矢印に途中から復帰しました。

ロードテスト本番〜注意ポイント箇所〜

ここからは自分で事前に走って練習したコースでした。ここで気をつけるポイントですが、ノースキング・ストリートからワイアカミロ・ロードに左折する、若干上り坂での交差点があります。

そこを左折した後、片側2車線の通りになります。この通りで右のレーンに移るように指示されるのですが、ここは一見解りにくいのですが下り坂になっています!また、信号のない横断歩道が複数あります。

私は下見の時、ここで毎回スピードオーバーしてしまいました。

というのは右車線に入る作業(ミラー確認&後方目視)に集中しすぎて、下り坂に入ってスピードが出てることに気づかないのです。なので、スピートに注意しつつ、かつ注意深く車線変更をしなくてはいけません。f:id:kennobuyoshi:20180718102325j:plain
ただの車線変更なので簡単なよに思えますが、実際、この通りの坂道は緊張もありついスピード超過してしまうポイントですので、皆さん注意してください!

また、この通りは先ほど、信号の無い横断歩道が複数あると書きましたが、そこもポイントです。気をつけないと横断歩道の上で車線変更をしてしまうというミスを犯してしまします。
車線変更の場所が正しい位置でできているかも採点ポイントですので注意です!f:id:kennobuyoshi:20180718103306j:plain
他の方のブログでは、この通りで教官が「右のレーンに車線変更して」と言ったので、すぐに右レーンに移ったら「横断歩道の上で車線変更した」と減点されたと書いてありました。

本人にしてみれば「わざと横断歩道の近くで指示したなぁ〜!」とご立腹でした。確かにちょっとイジワルですよね。言われたら焦ってすぐ移っちゃうのもわかります。

でも、試験官が故意に意地悪したかは別として、指示があっても、落ち着いて安全に曲がったり変更していい場所なのか確認するのも大事ってことですね。

ですので、これから試験を受ける皆さんは臨機応変に判断できるようにやはり、下見してコースに慣れることは大事です!っていうのを声を大にしてお伝えしたいです!

ロードテスト本番〜フィニッシュへ〜

さぁ、ロードテストも佳境に入りました。住宅地に入りカラカウア・レクリエーション・センターのカーブの所。ここが本来の縦列駐車の場所です。下見の時に何台もここで縦列駐車をしていましました。

ここでの縦列は「あの車の後に止めて」との指示であればラッキーです!そのまま頭から指示の車の後ろに付ければいいのです。

しかし、運悪く「あの車とあの車の間に止めて」と言われたら、もう覚悟するしかありません・・・。しかもここ、カーブなんですよ!ムズイ!

でも運が最高に良い場合もあります。それはこの場所で縦列駐車をしない!というパターンです。駐車スペースが車でいっぱいだったら、そのままスルーで縦列チャレンジはありません。

私はまさにそのパターンでした!よかった!今回は本当についてるぞ!

さてこの縦列駐車スポットを通って、その先の信号を左折すると、いよいよ最後のストレート、ディリンガム・ブルーバードです!この通りはリミットスピードが35マイルです。
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運転に慣れてないと、おっかなびっくりでスピードがあまり出せない方が多いようです。交通量によりますが、30マイルはきちんと出さないとゆっくりすぎるって減点されるみたいです。

昔はゆっくりでもうるさく減点されなかったみたですが、最近は流れに乗れてないとうことなのでしょうか、あまり遅すぎると減点対象のようです。

私は31マイルくらいで走ることを心がけてましたが、でも交通量が多いので、車間距離をとりながら、35マイルを超えない程度に前の車に合わせて走っていけば問題ないと思います。

この通りを右折して試験場に戻ります。赤信号での右折は一度ちゃんと一時停止して3秒数えてから右折しましょう。

試験場に入ったら、最初の試験者用駐車場に止めるように指示されますので、慎重に進んで止めましょう。頭からの駐車で大丈夫です。

で、最後、気を抜かないよーに!エンジンを切ったら試験終了です。きちんとサイドレバー、シフトをパーキングをしてからエンジンを切るようにしましょう。

私は癖で普段、無意識に先にエンジンを切ってしまうことが多いので、ここはホント慎重に行いました。ふー、無事帰ってきました。試験時間は15分くらいでしょうか?緊張して覚えてない・・・。

結果発表!

エンジンを停止させると、試験官が採点表に何か書き込んでいいます。すると試験官がおもむろに

「ゆー ぱす ざ てすと」

だって。えっ?えっ???いま、パスって言った?

「あい ぱす ざ てすと?」

と思わず聞き返したよ。するとイエスだって!

やったー!合格だ!
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手応えはあったけど自己判断じゃわかんないもん。よかったよ。ホントよかったよ。

その後、車を降りて外で採点結果の説明。私の場合、減点10点。2回5点ずつの減点がありました。2回ともバイクレーンへの不適切な侵入?とのことでした。うーん。おかしいなぁ、

バイクレーンのある道の右折はとっても気をつけていたポイントだったんだけどな。でもその他はパーフェクト!とのことでした!

試験官に

バイクレーンのこと復習します!

と最後までちゃんとした人アピール感謝と敬意を込めて伝えました。

試験官に案内され、事務所内に入りロードテスト専用のレーンに並ぶ。ここで試験官お別れです。ありがとうございました。お世話になりました。後は書類手続きのみです。やった!ほんと受かったんだ・・・としみじみする瞬間です。

合格後の書類手続き

書類手続きはそう時間はかかりません。カウンターに呼ばれ、採点結果の用紙を渡します。
ここでは送り先の住所の確認ぐらいです。送り先の住所を変更したい方はここで公共料金など住所を確認できるものを2通出さなければなりませんので注意です。

確認が終わると発行料支払いを現金かカードか聞かれるので、私はカード決済をお願いしました。すると呼出し番号を書いてくれるので会計窓口で番号呼ばれるのを待って、そこで支払います。

最後に写真撮影でおしまい。このとき紙の免許証が発行されます。プラスチックの免許は後日登録の住所に送られてきます。それまではこの紙が免許としてちゃんと通用します。
この瞬間からハワイ州の免許ホルダーです!おめでとう!書類手続きは30分前後で終わりました。

ということで、前回のブログでは試験前ということでナーバスになりぶつぶつ言ってしまいましたが、なんとか一発合格ができました。

次回の記事では、私が合格のために参考にしたブログなどをご紹介したいと思います。皆さんの合格の手助けになれば幸いです。

以上、ロードテスト当日のレポートでした。これから試験を受ける方!とにかく下見は大事です!ちゃんと練習して臨めばきっといい結果になります。頑張ってください!

ということで、まはろー。

追伸:続いて私が合格のために参考にしたブログやサイトの紹介です!👇

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